♥ スプーン一杯分の努力。

今年も残すところ僅かですねー…。
冬はあれです。風景の輪郭がクリアになりますから、物が歪む夏より現実を突き付けられているような気が致します。
焦燥感はあるんですが、毎日を送るだけで一杯一杯であり、特に新しい行動は起こしておりません。
先のことを考えるのは嫌だな、と思い逃げているのです。いつまで逃げることが許されるのか。許されるまで逃げ続けるのか。これだから甘えたは駄目ですね。


何か１１月は気分で二回も映画館に足を運びました。
『三銃士』と『インモータルズ』を見て参りました。
下でかるーく感想。大してネタばれになっていませんが一応注意。

他には日常生活において特に変化がないので、サイトの告知でも。

Gothic Knightのバージョンアップ版、近日公開予定です。
メニュー画面のステータスバーの位置の修正したり、戦闘中のダメージ表示を豪華にしたりしました。後、マップチップの修正。これが一番の改正点です。ほんと、調べれば調べるほどミスだらけですみませ……（涙）

次回作はまたGothic Knightシリーズになりそうです。
今度の舞台は南大陸です。主人公はまさかのアレハンドロで彼の過去話。
新キャラ投入しまくりで、これ単体で遊べるよう、他シリーズとの連続性が薄いシナリオを目指しております。
裏テーマは、誰も幸せにならない話！（笑）今までのシリーズ、ちょっと話がうまく行き過ぎてる気がするんだ。
現在の進行度は、シナリオ３５％　マップ３０％　システム０％　です。
シナリオが詰まって今苦しんでるところです。脇キャラの練りこみが足りないっスねまだまだ…。

私は映画は常に母親と見に行くのですが、母親は『インモータルズ』が、私は『三銃士』の方が面白かったと主張が分かれました。ううむ。

ま、もさもさ感想を書いていきます。

まず『三銃士』から。
ロード・オブ・ザ・リング大好きですって人間が『インモータルズ』（ギリシア神話世界）より『三銃士』（１７世紀フランス）が気に入るのは分かって頂けると思います。
まあ、色々引っかかる点はありました。でもそこはあれです。
細かい疑問点は気にするな！
アクションを楽しめ！
娯楽映画なのだ！
を念頭にして見れば、問題なしなのです。私はカッコいい女性や男性ズが剣戟シーンやらを繰り広げていれば心が浮き立つ人間なので。
ミラ・ジョヴォヴィッチ大好きなのですよ…。オーランド・ブルームは悪役だとセクシーさが増すと思いました。しかし彼がちらつくおかげで、この映画パイレーツ・オブ・カリビアンに似てるな…と余計に思えましたが。
三銃士達の現実への幻滅っぷりがある意味リアルだな、と思いました。実際、友情・努力・信頼が通じるシーンって多くないと思うんです。対して熱いハートを持つ若いダルタニアン（多分、この人が主人公）が眩しかった。
三銃士達は主人公ではありませんでしたね。タイトル、『ダルタニアンと三人の銃士』にすれば良かったと思うのですが。（笑）

『インモータルズ』もですね。
上記で挙げた三箇条を念頭に見れば、十分楽しめる映画でしたよ。
でも見たタイミングが悪かった！ちょうど大学の授業で「ギリシア神話をモチーフにした映画を延々と紹介される」という講義を取っておりまして、時代が古いために映像はちゃちだが、実際の神話を上手く取り入れた作品を多く見てしまったので……どーにも『インモータルズ』で描かれた神々が斬新過ぎる…と思えたのです。まあ、こういったものは比べてどうこうするものではないと思います。私の好みに合致してくれなかったのでしょうね。
とりあえずこれだけは言いたい。インモータルな神々が死んでいいんか。

映画館に行くまでＲ１５だと気づきませんでした。エロ方向ではなく、もっぱら拷問シーンと殺戮シーンの規制でしたねこれは…スイカを割るように血肉が弾け飛ぶシーンは美しいとさえ思えます。映像は素晴らしいんだ確かに。筋肉とアクションを楽しむ分には良い映画だと思います。
そういえば劇中で「ファラリスの雄牛」という拷問道具が出てくるのですが、出てきた瞬間にその名称も、使用方法も分かってしまった私もどうなのよと思いました。この知識のおかげで、後々の展開が読めたりしました。あーあ…。