♥ 有終の美。

飾れました。
いやもう大満足。
両親には本当に感謝。受験って本当にお金ばっかりかかります。

というわけで、長らく続いた受験生活が終了しました。
このブログの更新も半年ぶりということで……まだご覧くださっている方々がいると信じて、更新しているわけです。

なんだか映画ばかり見ています。白餅的に、映画＝洋画なんですが。
以下、映画のお話。

「クリミナル・マインド」
数多くあるＦＢＩもので、白餅が最もお気に入りの連続ドラマ。
タイトル通り、犯罪者や被害者の心理の視点から、犯人特定をしていくスペシャルチームのお話。
展開が読めなさ過ぎて面白い。平気で期待を裏切るので、安心して見れません。
あと、海外ドラマにしてはあまりセックスシーンが無いのが楽ですね。

「ロード・オブ・ザ・リング　二つの塔」
いわずもがな。ファンタジーの金字塔。
見るの何回目でしょう？　三作の中では、真ん中の二つの塔が一番好きです。
サウンドトラックを聞いていたら無性に見たくなって見ました。
ヘルム峡谷の戦いが好きすぎて困る。東から崖を駆け降りるローハンの騎士のシーンで泣かされる。というかローハンが好き。騎馬民族は良い。

「ワルキューレ」
ヒトラー暗殺計画のお話。ノンフィクションに基づくフィクション。
ワルキューレといったら地獄の黙示録（いずれ見なくては）らしいです。
やっぱドイツ軍服かっこいいな……というかトム・クルーズがドイツ人に見えない（＾＾）でも眼帯はすさまじくカッコいい。
色んな所で見るヒトラー役、毎回似ていて凄いな、と思います。逆にこれだけ有名な人物なので、似せないとまずいのかな。

「ジャンヌ・ダルク」
有名すぎる救国の乙女。ミラ・ジョヴォビッチが主演しているやつです。
ここでもフランス軍とイギリス軍が突撃するシーンで泣く。騎士に弱いのか……そうか。
戦いを経るにつれて、信仰に心酔していくミラの表情は狂気的とすら言えます。これはすごい。
ジャンヌが聞いた神の声は本物だったのか？　神の存在を真っ向から揺るがす議題です。
宗教について考えさせられる映画でした。
Ｒ－１５らしく、血みどろ加減もリアリズムです。まあ、イギリス軍が鬼畜です。

それにしても、終わればもっと解放感に満ち満ちるかと思いきや、案外そうでもありません。
今まで私は、高校三年生の冬を、自分の人生の最終地点といいますか、身勝手に区切ってました。
ノストラダムスの大予言を心に抱いて生きた、１９９０年代の青い少年少女達の如くです。しかし私はなお酷い。他人から提示されたわけでもなく、個人の心から湧き出た妄想ですからね。（笑えない）
ま、つまり受験が終わると同時に、白餅も終わるぐらいな気持ちでした。

実際、終わらないんですが。（笑）

というわけで、喪失感に苛まれています。

今までの生活にはある程度の枠組みや圧力がありまして、それが私の現実を現実たらしめていたわけです。
それがサッパリなくなって（つまり私の苦悩のほとんどは受験に起因するものだったんでしょうね）足元がふわふわしている状態です。重力がなくなったような、そんな感じ。

まあ、これから先、また煩雑そうな（少なくとも私にとっては）入学手続きをこなさねばならないので、また地に足をつけた日々はすぐ戻ると思いますけどね。