♥ 白い闇の珍道中。

ウイルス性胃腸炎でぶっ倒れてました。

久しぶりの３９度は辛かったです。
インフルエンザの時の頭痛を思い出しましたよー。


しかし、一番危険だったのは、学校から早退するその帰路だったと思います。
今の学校に入って、初めての早退でした。あと、遅刻をすれば全てを経験したことになります。

都会は怖いですね。
ホームで目眩をくらい、立っていられなくなって、しゃがみ込んだって、誰も声かけてくれません。orz
無様な姿を無視してくれるのは感謝ですが、流石に寂しかったですね……。

しかし真の恐怖はその後だった。（安っぽい煽り文句です）

電車に乗ったら、今度は目の前が真っ白になりまして。
何も見えない！　ほんとに真っ白！　自分の指も見えない！
うおおおーここで死ぬのか私は、とか思っておりました。
このまま視力が回復しなかったらヤダナ～と、半ば客観的に思えたのは熱の為せる業だったのでしょうね。
見えない目で、誰か特定人物を凝視していたのかもなぁ。でも何も見えなかったんだから仕方ですよね。でも変に思われたでしょうね……さぞかし。めっちゃキョロキョロしてたのは間違いないです。はい。何か物珍しそうに都会の電車を眺め回す田舎少女にでも思われていたら僥倖ですね。ええ、実に。

とりあえず、降りる駅までは何とか視力を回復せねばと、（一歩も動けないほど見えない状態でした）今度はまともなのか焦っているのか分からない意識は、自分の身体を鼓舞し出しました。
段々見えるようになってきたぞ、さっきよりましじゃないか、よくやってるぞ～！とか、自分の身体をあれ程までに励ました経験は初めてです。何かもう一種の自己暗示ですよね……パニックになってるんだか、冷静になってるんだか、わかりゃしないよ。

幸いにして、降りる駅までにはうっすらと風景が蘇ってきました。嫌な汗かきまくりでした。

家に帰っても、誰もいなかったしね。orz　本当に、色々とバッドタイミングでした。