♥ 約束の日。

前回、やるやると騒いでいましたが……

胃カメラ無期限延期しました！（それも微妙……）

ピロリ菌がいなかったそうで、ならやらんでもいいよ、とお医者様に言われましたので。
胃ガンの９割はピロリ菌感染者だそうです。
ピロリ菌感染者の有無でここまで対応が分かれるのは知らなかったですね。


今日は空が青くて、暖かくて、心地よくて、自転車を漕ぎながら幸せを噛み締めていました。
ときどき、目に映る風景（商店街、神社、路地裏エトセトラ）が愛しくてたまらなくなります。
これなんて衝動？
ジブリ映画『耳をすませば』を見ている時も同じ衝動。（分からないよ……）


両親が旅行中だもんで、家で疑似一人暮らし状態です。
結構こたえるかと思ったら（話し相手がいなさ過ぎて）そうでもない自分を発見して、
ちょっと危機感を覚えました。コミュニティ無所属に安住しつつあるぞ……
いつまで隔てるつもり。


サンホラ熱が天に突き上げてる。（どんだけ）あらまりさんの声が好きすぎる……。
ゴシックメタル好きがサンホラを好きになるのは至極当然、普通の流れだと思ってやまない。

『ひぐらしのなく頃に』にハマる。これは随分前から。
美少女戦闘暴力ものかと思いきや、涙腺崩壊ものでした。舐めてた。

♥ 鉄の太陽。

胃カメラを呑む日が決まりました！　orz

ご老体の方々ばかりの待合室で、オスカー・ワイルドに没頭することで平常心を保ちつつも、診察室から聞こえてくるのは胃カメラ中の方の辛そ～な咳込み……。

ピロリ菌感染者かどうか、検査の採血だけして、今日は帰って参りました。
取り出した採血の機材が割れていて、看護婦と私ともども動揺しました。
ちょ、割れてるやん！　みたいな笑いを伴った動揺です。和やかな診療室ですね。
久々にチューブの中を流れる自分の血を見ましたが、赤黒いですねぇ。レバー色ですねぇ。

遂に白日というか白熱灯というか、とにかく胃カメラのもとにさらされる我が内臓なわけですが、自分の内臓をとっくり眺められる機会もそうないと思うので、まあ好奇心と恐怖心混じりで検査日を待ちます。

「ドリアン・グレイの肖像」。
読んでいます。ずーっと読みたかった本の一冊。

この本を読んでいて気付いたのですが、私が小説に最も求めているものは著者の思想と哲学らしいです。
著者の肉厚な思想と哲学が盛り込まれた小説が好きみたいです。もちろん、著者が語るわけではなく登場人物が語り部となるのですが。
ワイルドの人間に対する美意識は何処かしら三島に似ているかな、と思います。
耽美派のくくりでいうなら谷崎もですが、谷崎とはまた違う。
谷崎は究極のマゾヒストと女性崇拝者ですね。要するに、女性に踏まれたい人だと思います。私はこれを変態小説と呼びます。
ワイルドと三島はどちらかといえば同性に美の対象が偏ってる……。

古典作品は読む気になりますが、現代小説は近頃、あんまり読む気にならんですね。
「1Q84」が何故あれほど売れるのか分からないですね。確かに面白いですけど。
「ノルウェイの森」も何故あれほど売れたのか分からないですね。同上。
商業戦略が上手いんだと思いますが。他にもっとあるだろ現代人！と問いたい。

村上作品で好きなのは、、「海辺のカフカ」とか「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」とか。
この二つは、現実５０％と夢５０％というか、物語の筋が見えますけど、「ねじまき鳥」などは夢の膨張加減が半端なくて収拾がつかなかったりです。性描写は全体的に、もう少し抑えられないのかな。残酷描写も、性描写も、村上作品はオブラートを使用しません。たまにポルノ小説を読んでいるような気分になるのですが。小説に官能は不可欠みたいですが、そう考えると、学校の図書室なんて、エロ小説の宝庫ですよね。恐ろしいことです。

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♥ 昨今、心の襞が溶けた。

胃炎か胃潰瘍かな？

体の何処かが不調だと、その部分を取り出して、手のひらに乗っけて眺め回したくなります。そして「貴様か、貴様が原因か」と赤グロい内臓に囁くんです。それってどういう気分なんでしょう？　切り離した病巣。さっきまで私とつながってて、痛みを運んできた物体Ｘ。今は物言わぬ沈黙の静物の物体Ｘ。

本当に耐えられなくなったら病院に行ってもいいかな……と思っていますが。
吐き気より痛む方が楽なタイプです。昼はずっと気持ち悪いので憂うつです。
父親から胃潰瘍まで世襲してどうすんのかしら。


大学の図書館に入り浸っております。
授業時間より読書時間のが長いです。
一番本棚に近い席を陣取って我が物顔です。
……何か、本読むために大学に入ったような気分。
早くも現実街道にて迷子です。

昔のように箱型に収まった毎日じゃなくなった分、右往左往することが増えました。

母親と洗濯機の前で一緒に泣きました。
エレクトラコンプレックスから抜け出して二年半くらい経ちました。
育つごとに、私は臆病になっていきます。
桜を見ても、眼球が震えるだけ。
感性が衰えました。
心の襞が、数枚、溶けました。

♥ セルベックスとプロテカジン。

入学式でした。
大学の傍に父の母方のお墓がありまして、いつでも立ち寄れるようになりました。
切なくなったら、更に切なくなりに立ち寄ろうかと思っています。
桜と鯉と石畳のお寺です。
白餅はお寺とか神社とかが好きな人種です。


なんとか、大学の科目登録申請を終えました。
頭ねじれた……。

ほとんど英語と中国語で埋め尽くされています。
大学っていうより、言語教室……とどめでギリシャ語も申請してみた。（死亡フラグ）
ＩＭＦも使って良いみたいだし、復活を果たせ、頑張れな近頃のギリシャですが、ラテン語を蹴ってギリシャ語にした理由は、単純に新約聖書を原語で読んでみたいだけです。（挫折フラグ）


近況。
コンタクトレンズを買い、口座を開設し、携帯電話を買いました。
鈍足です。世間様から二、三歩は遅れて歩んでおります。まだ電子辞書はありません。

コンタクトに悪戦苦闘しております。目玉にはまらない。
震える瞼を指で捕え、無理やり押し込もうとすること、十数回。
で、ようやく装着できます。で、ドライアイの猛威に苦しみます。
外すのだけ上手いです。外した後は、しばしの解放感。何だこの自分いじめは。

最近の携帯電話の機能が盛りだくさんすぎて、困ってしまう私は青の精神を何処へやった？
電話とメールさえ出来れば良いんですけどね。


セルベックス（胃の粘膜を保護する薬です）とプロテカジン（胃酸を抑える薬です）にお世話になり続ける今日この頃。
入学式中も、ずっと気持ち悪くて「ちょ、マジ勘弁」状態でした。
朝から自転車で全力疾走したりしたからさ……。
式が終わった途端に楽になりやがった。どうしたらいい。


言葉はナイフ。
心がぐちょぐちょ。
想像の中で、拳を振るった。
それも止めた。
今はひたすらナイフを眺めているだけです。

♥ 肉が耳触りに囁きました。

タイトルがホラー小説。

謎の微熱が続いたり、謎の頭痛が続いたり、謎の吐き気が続いたり、
いい加減に自分の肉体がうざったくなってきました。
何がしたいねん、おのれはと自問自答。
こう、肉体から離脱っぽいことがしたくなる。

心身二元論信者みたくなってます。
それか、肉体は魂の牢獄ってやつ。
このフレーズみた瞬間、「ちょ、プラトンやべぇv vネ申」とか思った。ニコニコ風に表してみたんだがどうだろうか。そんな私はニコニコから抜け出せずにいる。あそこの連帯感ったらない。


ＲＰＧもさっぱり終わらない。
元々のシナリオが膨大すぎたのか？
というか、やっとパーティ４人の枠が埋まったんだぜ？
主人公には、今まで苦労かけたなって感じです。これからも苦労かけますけど。

とりあえず物事をすぐ裏返しに考える癖に疲れる……。