♥ どんぶらこ、どんぶらこ。

某日本史マスター君から、「何故、桃太郎が鬼退治に連れていった家来はイヌ・サル・キジなのか？」という雑学を教えてもらいました。ありがとー。
マジで感動したので、解答をここに示します。
自分に対する覚書とも言う。（つまりブログの私的利用です）

そんなん知ってるよー！という方は生暖かい目で私の興奮ぶりを眺めてください。

昔は方位を南から右回りに、「子、丑、寅、辰、未……」と十二支で表していましたそうな。
そんでもって、鬼門（不吉な方角というか、物の怪がやって来る方角です）とされている所は丑寅（北東）の方角とされていました。鬼門ですから、まあ鬼ヶ島がある……つまり鬼が住んでいる所ですね。
そんでもって、その丑寅の方角から真逆の方角を見ると……南西……申（さる）酉（とり）戌（いぬ）となります！
つまり桃太郎は、鬼に対抗するために、方位では対極に当たる「さる、とり、いぬ」を仲間にしたという訳でした。

更にプラス。
鬼門の方角は上記の通り、丑（うし）寅（とら）です。
なので、昔の人は一般的な鬼のイメージを作るときに、「牛のつの」をつけ「虎柄のパンツ」をはかせたそうです。

というわけで、日本史マスター君には常々、色んな事を教えてもらっています。感謝感謝。同学年にこういう人がいれることを知れた点では、塾に通ってて良かったなぁ……と思います。世の中広いよ。
将来、大成するのだろうなぁ。

しかし「鬼門の方角は？」と質問されて、「ウシトラー！」と即座に答えられたのは、明らかに妖怪アニメのおかげでしょうね。はは。