♥ 貴方の肉体で、うぞうぞうぞぞ。

さも私が悪いような結果に落ち着きました。
まあ良いです。寄生虫であるうちは、大人しく口を噤んでいます。
寡黙でひたむきな吸血を続けるよ。今日も明日も明後日も。

でもその台詞、貴女だけには言われたくないな。
透明ナイフの精度を分かっていないのは貴女も一緒。


池袋の裏道で迷いました。orz
傘で視界の三分の一は削がれてるし、寒いし、道行く人は奇異な視線を投げかけてくるしで、心地悪い歩みでしたが、こういったプチ冒険は好きです。見知らぬ街を歩くのが好きなんですかね……放浪欲求が時折、疼きます。うぞうぞうぞぞ。（きもちわるっ）
そして細かい事物を観察して、感じ入ったりして、世界を確かめております。日常礼賛。
とりあえず、空が綺麗だなって思える内は大丈夫だと、臨界ボーダーを引いた私の基準、良く分からん。

あってもなくても変わらない顔ならば、求む、幽体離脱。
泥っぽい眼。撫でてくれる手。補完してくれないか。


「美しい星」読み終えました。
荒唐無稽なものさえ、現実に引き摺り下ろしてしまった手法に感激した。
大を知るために、新たな視線を開発されたんですね。
「金閣寺」よりもこちらの方が気に入ってしまった……今、めちゃくちゃ薦めたい本です。特に、人間存在に対し、破戒願望のある方。異端に酔いましょう。